このページでは、スピリット百瀬の言葉から、こだわりの奇術道「百瀬イズム」と、「日常の語録」を紹介します。

音声データは、レフティ平田さんにご提供いただいた映像から抽出したものです。

Momoseism

挿絵は、「カズ・カタヤマの一寸法師」(MUM掲載)より、百瀬三太夫

■必ずみんな無意識のうちに、なにか技法や無理なことやるときに力が入るけどね、必ず指先から力抜くことね。

■皿洗いとか、洗濯とか、普段からなんでも手品の練習なんだわ。常に指先の形きれいに意識してな。無駄なくきれいな所作を考えていくことな。

■指の形が大切、俺はトイレの紙をとる時にも気を遣っている。いや~わらいごとじゃないんだよ(笑)。そのくらいやらんと身につかんってこと。

■技法は…ね、片方の手だけでやるんでなくて、両手でできるようにね。今は僕が左手でやるから、まずはこれを鏡だと思って練習して。すぐには難しいだろうけど気付いたときから始めることね。ぜひともやってよね。

■難しい技法でどんどこどんどこ調子あげて動くのがうまいと思っちゃだめなんだよね。
他のジャグリングやスポーツなんかは、難しいものにトライすればするほどすごい動きができていって表現できるけど、手品の場合は内爆発ね。すごくなりゃなるほど表面は静かになっていくの。わかるよね。
僕も若い時は錯覚を起こしていたよね。フラリッシュでばーっとすごいと、そういうのがうまい人だと思っていたけど、それはもう目が疲れちゃう、やかましいだけ。
まだ日本人の理想とするものは僕もできていないけど、やっぱり日本人独特の、お茶のお点前だとか、盤面の静かさ、それで真っ向勝負、じゃないけど、してほしいよね。それで不思議ができればね。
これは一つの僕の意見だけどね、もちろん他の人の意見のもあるからね、参考にね。あくまでも提案だから。
これが絶対とはもちろん僕は言わないし、僕自身もまたこれからどう変わるかね。あとまた5年後、10年後。
でもそうやって前に進めていかないと、いいマジシャンが出てこないよね。
今はDVDをお手本にしたり、情報はいっぱい入るじゃない、個人でね。だけど注意点は一切どこにもないからね。こういうことを考えていってほしいよね。

■技法とかそういうものをするうえで3つの考え方ね。正確さ、きれいさ(美しさ)、時間ね。
時間、ていうのは、問題提起なんだけどね。速けりゃ速いほどいい場合もある、ところが、全体の構成で速すぎるとまずい場合もある。

■社会の中でね、なんらかの優劣はできるよ人間。
だけどね、手品を覚えたことによって、なんかのはずみである集団の中で優位にたてる場面をね、経験するわけよ。そうするとそれと自分の人間性とを混同しちゃうことがある。
それは違う、人間が素晴らしいんじゃない、手品が素晴らしいんだということを受け入れながらやっていかなくちゃいけない。
手品だろうが他の事だろうがすごいのなんていっくらでもいるの。それを踏まえたうえでやっていくわけね。
それにはまず基本、人間性。
入口はみんな迷いがあると思うんだけどね。

■天海の手品はね、あの当時、日本人じゃないとできない器用さ、きれいさ、こだわり、指先の注意があったよね。
だから我々もね、なるべく人よりもきれいな指先で。
僕のグリップ真似するんじゃなくて、自分なりの形、基本を作って。スポーツでもなんでもそうじゃない。最初の基礎トレーニング、基礎体力って必要だろ。

■昔はこういった難しいのは年寄りはできなかったもんだから、それはよくないとか否定する年寄りが多かったけどね。単にできなかっただけなんだよね。じじいの妬み嫉妬だったんだわ。そういう年寄りになってはいかん。若いものの前で、どうだと、できるようになってなきゃいかん。
昔はできないから否定していた、それはよくない。これからの子はみんな質問くるからね、おじさんじゃあやってみてよと。能書きだけですまんの。
こうだよほらね、って。納得するようにやってやらにゃいかん。

■クラシックパームをしながらコインロールとかね、そういうのは僕の取り組み方ね。普通の人はそこまでせんでいい…。ただ、2つの技法を同時にやるとか、あらゆる技法を同じように左右でできるようにするとか、そういうことを意識してやっていかんと、日本の手品界は滅びる。僕の講習を受けた人には、そのことを一人でも多く解ってほしいよね。

■日本の手品が育たん理由のひとつに、教える側がちゃんと教えていない。そういう肝心なことは隠して…まあ教える本人が気付いていればまだいい方で、道具やレクチャーノートを売りつけるのが多すぎる。

■マジシャンなんだからマジックなんかできて当たり前、また観たい~だけじゃなく、また会いたいって思われる人間性まで磨いておかないとダメだ。


スピリット百瀬を振り返る (語録と逸話)

随時更新していきます。「こんなこともよく言ってたよね」など、ぜひお気軽にお寄せください。

■ロープの扱い
百瀬「どう?いいだろ~」
若林「…」
百瀬「どう見ても、切っとるようにしか見えんだろ?」
若林「… ロープ切りやらないんですよ。」
百瀬「!?」
若林「家内が、手品師がロープ切っても、どうせ戻るから、ハサミ出した段階で見ないと言うんですよ。」
百瀬「…」
若林「…(すみません)」
百瀬「(タバコの火を消しながら)… そりゃ、首絞めるしかないね~」

■英語の時間?
(子ども向けのマジックショーで)
百瀬「犬は ドッグ、猫は キャット、じゃあ、猿は?」
子どもたち「モンキー!」
百瀬「虎は?」
子どもたち「タイガー!」
百瀬「象は?」
子どもたち「エレファント!」
百瀬「じゃカッパは?」
子どもたち「…??」
百瀬「レインコート!…へへ」

■ワンハンドノット①
百瀬「ワンハンドノットは麺でもできますからね。」
(箸ではさんだ麺でワンハンドノットを作る)
生徒さんたち「おー!」
百瀬「これ、やりたい方はね。」
生徒さん「コツありますか。」
百瀬「汁もんじゃないやつでやることね。ピッて飛ばないようにね。へへ…」

■ワンハンドノット②
百瀬「できるな、(麺で)ワンハンドノット。」
裕里江「はい。」
百瀬「これな、熱い麺のほうがいいぞ。」
裕里江「…なるほど!」

■練習①
生徒さん「ここ、コツはないでしょうか?」
百瀬「コツはねぇ…」
生徒さん「はい。」
百瀬「コツコツやることだねぇ。へへ…」

■練習②
生徒さん「先生これ難しいですね…」
百瀬「ぜひ練習してください。」
生徒さん「できますかねぇ…」
百瀬「そうだねぇ、もう間に合わないという方はおやめください。」

■練習③
百瀬「なんででも練習はできるからな。」
裕里江「はい。」
百瀬「駅のチラシ切ればトランプになるだろ、ボルトとワッシャーもコインに、木の枝もウォンドに、工事現場のロープでもワンハンドノットしてな。」
裕里江「はい。」
百瀬「ホームレスになってからも便利だから覚えておけ。」
裕里江「…はい!」

■練習④
百瀬「毎朝練習な、まずリフルシャフルな、12デック終わったらまた逆から12デックやっていく、と。」
裕里江「はい。」
百瀬「そのあと軍歌かけて、指たてふせだ、これは必ずやってる。」
裕里江「…はい!」

■質問①
野島君「この技法、結構シビアですが、本番で失敗することはないですか?」
百瀬「もし失敗した時は……」
野島君「はい。」
百瀬「己の練習不足を恥じる。」
野島君「えっはい。」

■質問②
百瀬「なんでも質問していいぞ。」
野島君「意地悪なお客さんがいたら、どう対処したらいいですか?」
百瀬「睨みつける。」
野島君「…!」

■質問③
生徒さん「ジャリが見えてしまうんですが、どうしたらいいですか?」
百瀬「手品やめちまえ。」

■質問④
百瀬「何でも聞いてよ。」
生徒さん「これの使い方がわかりません。」
百瀬「これはやらん、ネタもんはやらん。」

■マクドナルド
百瀬 「なつかしいねぇ、放浪生活の時ここで暖をとったもんだ。」
裕里江「そうなんですね。」
百瀬 「ミルクを使ってチンカチンクやるだろ。」
裕里江「はい。」
百瀬 「で、これを最後に手に塗ると、極寒の寒空の下でも一晩、いくらかあったかく過ごせるんだ。」
裕里江「…なるほど!」

■知恵
百瀬 「懐かしいもんだよ、賽銭箱は。」
裕里江「はい」
百瀬 「放浪生活のとき、こうやって賽銭箱持ち上げて、お金を数える仕事ってことで堂々と一枚一枚数えて、数え終えたら回収したこともあったよ、妙なとこ知恵使ってやったもんだねぇ。」
裕里江「…!」

■迎賓館
百瀬 「懐かしいねぇ。」
裕里江「ここでは何を?」
百瀬 「迎賓館の前きれいで絵になるからよ、模造刀持ったままここでファン出ししてたら機動隊出動してきてね。」
裕里江「…!」

■いい時代①
百瀬 「放浪生活のときは、東京でも名古屋でも鉄道警察隊には何度も世話になったねぇ。」
裕里江「?」
百瀬 「鉄砲(無賃乗車)で東京行くと、警察隊の事務所で、おぉ大嶽また来たか、いいから放してやれって。またしばらくして名古屋に鉄砲で帰るだろ、そうするとまた大嶽か、いいもう放してやれって。自由に行き来できたもんだねぇ、いい時代だったよ。」
裕里江「…そうでしたか!」

■いい時代②
百瀬 「ホームレスで困ったのは冬の寒さだね。ありがたいことにちょうどミスタードーナツが24時間営業しててねぇ。すぐに店員とも馴染みになって、行くと指定席ができてるだろ。何も頼んでないのにコーヒー入れてくれたり、いい時代だったねぇ。」
裕里江「…!」

■きれい好き
裕里江「先生きれい好きですね。」
百瀬「気になるからねぇ。」
裕里江「そうなんですね。」
百瀬「放浪生活のときも毎日公園で体洗ってな、ホームレスにしてはきれいだったと思うねぇ。」

■噂①
百瀬「放浪生活で姿消したから、あいつは死んだとみんな思ってたみたいだね。復帰後俺の顔見て固まる人もいたよねぇ。」

■噂②
百瀬「西新宿のホームレス強制退去の騒動のとき、後ろからトランプ投げてるホームレスがいたって話でな、俺だって噂もあったらしいぞ。」
裕里江「そうなんですか?」
百瀬「投げてねぇよ。俺もうその時ホームレス引退してるよ。」

講習会
百瀬「この講習会(SAM武蔵野支部)に来た目的は?」
若林「リテンションバニッシュを教えていただきたくて。」
百瀬「あ~なんで?」
若林「コイン消しの様式美みたいでデビットロスのビデオで勉強したんですが…」
百瀬「あ~俺はやらん、天海ドロップの方が有効だと思っとる。」
若林「…!」
~数か月後~
若林「先生、天海ドロップ見てください。」
百瀬「あ~よくなっとるよ。」
若林「ありがとうございます。」
百瀬「もっと左を立てた方がい、実際はこれでは(コインは)入らんが客目線でコインが入ったように見せるにはこういう発想が必要。」
若林「こ、こうですか?」
百瀬「さっきよりずっと良くなった、指を揃えているのはいいが…なんでそんなに小指曲げとる?」
若林「先生の形を真似ているつもりですけど…」
百瀬「小指は昔、土方で怪我したからで、真似せんでいい。」
若林「…!」
~25年後~
若林「今では天海ドロップを教えていただいて良かったと思っています。リテンションは未だできませんけど…」

■ディーラー時代①
山本悟さん「売り場の百瀬さん全く商売っ気がなかったですよね。」
百瀬「そうだったかぁ。」
山本悟さん「前通る人顧みずデック持った手を鏡に映して、にらみをきかせて、誰も近寄らせないオーラを出していましたよ。」

■ディーラー時代②
山本悟さん「若いとき僕もカード投げの時キュウリ持ちを頼まれましたよね、その頃は素手で持っていたから、手にも切り傷や赤い線がたくさんできたんですよ。」
百瀬「悪かったねぇ。」
山本悟さん「当時学校で先生に、その傷誰にやられたとか聞かれるので、一度学校に説明しに来てもらいましたよね。」

■ディーラー時代③
たなかまさのぶさん「袋玉子ありますか?」
百瀬「買わんでいい。作り方教えるから自分で作りな。」
たなかまさのぶさん「は…はい!」

■経験
生徒さん「百瀬先生、いろんな経験されてきたんですね。」
百瀬「いやぁ大したこたぁないよ。それよりねぇ、皇帝ペンギンのオスはつらいよ、飲まず食わずで何か月も卵あっためてねぇ。」
生徒さん「…先生、もしかして皇帝ペンギンもやってたんですか?」

■連盟時代
二川先生「その昔、高木先生に連れて行かれて、新宿のJMAの事務所で机に向かっていた百瀬さんにお会いしたのが、多分最初の出会いです。」
裕里江「そうなんですね。」
二川先生「見事なヌンチャク捌きを見せてくれましたね。」

■マジック界の動き
百瀬「最近のマジック界の動きでも聞かせてもらおうか、飯でも食いながら。」
レフティ平田さん「はい、わかりました。」
(お店にて)
百瀬「トランプあるか。」
レフティさん「あ、はい!(話は?!)」
百瀬「パスやってみろ。」
レフティさん「は、はい!(マジック界の話なんてどーでもいーんじゃないかーい)」

■プロ
百瀬(マジックをする。)
お客さん「すごーい。」 お客さん「うわ、うまい。」
百瀬「ほめられちったよ、うれしいねぇ。そりゃうまいよ、プロだからね、へへ。」

■足かけ3年
百瀬「(カードをドリブルし)これは1年くらいでできるようになりますね。」
お客さん「おー!」
百瀬「たいしたことじゃあないです。(もっと距離をあけドリブルし)2年経つとこれくらいできるようになりますね。」
お客さん「ほー。」
百瀬「3年経つとね。」
お客さん「今度は?」
百瀬「これができるようになりますよ。(足の下でドリブル)」
お客さん「?」
百瀬「足かけ3年!」

■山手線
百瀬「山手線のホームはいい練習場です。」
生徒さん「?」
百瀬「反対車線に停まっている電車のお客さんに、こっちのホームからコインをよくあらためますね。」
生徒さん「はい。」
百瀬「出発しかけたところでおもむろにこうやって消しますね。遠ざかっていく電車の中で驚いた表情がちょうどいいチェックになります。」

■達人
百瀬「お…あの放浪生活の人、なかなかだな。」
裕里江「?」
百瀬「いやぁ、あれは達人の域だ。上半身がぶれてないだろ?」

■ロープ
百瀬「最近はね、こういうマジックやってるとね、腹が減るんですよ」
お客さん「?」
百瀬「ひもじい、っていってね。へへ…」

■キュウリ切り①
百瀬「今度の結婚式の仕事では、ラストはキュウリ切りな。」
裕里江「先生、おめでたい席ですが確認しなくて大丈夫ですか。」
百瀬「いいんだ。」

■キュウリ切り(数年後)②
百瀬「明日の結婚式の仕事、いつも通りな。」
裕里江「はい、最後はキュウリで締めですね‼」
百瀬「…やめておこう、切るのはだめだ。」

■キュウリ切り③
百瀬「キュウリは裕里江もいけるようになったから、次はセロリ練習しとけな。」
裕里江「はい。」
百瀬「なすはきついぞ。」

■宴会
百瀬「おい、これアルコール入ってるかチェックしろ。」
裕里江「はい。」
百瀬「絶対食わないからな。」
裕里江「なさそうですが、みりんは使っているかも…」
百瀬「じゃだめだ、アルコール入ると大変なことが起きるからな。」

■待ち合わせ
マーカテンドーさん「お待たせ、今実は百瀬さんが大変なことになっていて来られなくて…」
裕里江「え!どうしたんですか!」
テンドーさん「それがお酒飲んじゃったんだよ。」
裕里江「えーー!!」
テンドーさん「ごめん嘘だよははは!あっちにいるよ。俺も高校生の頃よく酒買いに行かされたもんだよ~。」
裕里江「よかったー!」

■晩年のキュウリ切り
お客さん「キュウリ切ってください。」
百瀬「いや~もう最近はむりだよ、先に息が切れるよ。」

■大人
百瀬「これは…、もっと大人になったら、雰囲気出ていいと思うから、そのときに教えてあげよう。」
裕里江「お願いします。」
~10年後~
裕里江「先生、そろそろ教えて欲しいです。」
百瀬「あー、まだ早いかなぁ?」
~20年後~
裕里江「先生、そろそろどうでしょうか。」
百瀬「あー。」
裕里江「先生、私もう、20年たってますよ~。」

■肺がん(診断時)
医師「苦しいとか痛いとか、何か症状ありませんでした?」
百瀬「そうだねぇ、あったかねぇ。(手首を肩のあたりで回して)
うーん…、ある芸事の特殊な動きをするとねぇ、ちょっと痛みが出たりねぇ。」
医師「…?はい?」
百瀬「ある芸事の特殊な動きでねぇ…」
医師「あの、なにのなんの動きなのか、 聞いても構いませんか!」

■電子レンジ
裕里江「ごはんは、電子レンジであたためて食べてください。」
百瀬「?」
裕里江「先生、電子レンジわかりますか?」
百瀬「なんだ?知らないぞ、そんな便利なものがあるのか?」

■光熱費
裕里江「電気や水道は、このはがきを出して契約できますが、ガスは、ガス会社の人に来てもらって立ち会わないと開きません。いつがいいですか?」
百瀬「?」
裕里江「いつ来てもらいますか?」
百瀬「…電気やガスは、家賃に入っているんじゃないのか?」

■洗濯機
百瀬「おい、入院中に初めて洗濯機を使ってみたんだが、あれ、便利だな、洗濯機は絶対に欲しい、乾燥機のあるやつな。」

■布団
百瀬「いやぁ、退院できてよかった。」
裕里江「ほんとうにそうですね。」
百瀬「しかし布団で寝るというのはぜいたくだねぇ。」
裕里江「?」
百瀬「戻って久しぶりに寝袋で寝るとな、ここら辺がいてぇんだ。」
裕里江「…!(20年以上寝袋で寝てたんだ…!)」

■モスグリーン①
裕里江「先生、カーテンは何色のものを調達すべきですか?」
百瀬「モスグリーンで。スリッパもな。」

■モスグリーン②
佐藤淳一さん「電子レンジと冷蔵庫は希望の色はありますか?」
百瀬「やっぱりねえ、モスグリーンがいいねぇ。」

■マジケ
裕里江「先生、戸崎君が頑張っているのでぜひ行きましょう。」
百瀬「うーん。」
裕里江「疲れない範囲でいいので、会いに行きましょう。」
百瀬「わかった。」
(会場にて)
百瀬「おう戸崎、がんばっとるな。」
戸崎君「はい!」
百瀬「なぁ裕里江、これなんのイベントなんだ?なんで戸崎女装してたんだ?」
裕里江「…!」

■晩年①
百瀬「こうだろ?」
裕里江「先生、それだと見えてます。」
百瀬「そうだったか、こうかぁ?」
裕里江「それだともっと見えます!(でもほんとうにキレイだなぁ。)」

■晩年②
お客さん「ちょっとそれ見えます。」
百瀬「うるせーばかやろー、へへ…」

■晩年のDVD撮影
百瀬「撮影の前にコーヒー飲みたいねぇ。」
野島君「はい、準備します。」
百瀬「いいねぇ、これやってみぃ…」
野島君・堀木君「おー。」「おー、すごーい。」
~15分後 ~
裕里江「少し落ち着いたのでそろそろ撮影しましょうか。」
百瀬「あ、じゃあその前にコーヒー飲みたいねぇ。」
野島君「え、はい!準備します!」
百瀬「これ やってみぃ…」
野島君・堀木君「…!」

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